8月 05, 2023 20:44 Asia/Tokyo

軍事クーデターの発生の後に抗議デモが相次いでいるニジェールで、同国の大学生らがアメリカやフランスに抗議する集会を行いました。

西アフリカのニジェールでは先日、大統領の警護に当たる軍の部隊がクーデターを起こし、バズム大統領を大統領府に監禁しました。

国際通信イランプレスによりますと、ニジェールの首都ニアメーでは大学生が街頭に集まり、自国に対してアメリカやフランスが敵対政策を取っていることを非難するスローガンを叫びました。

デモ集会の参加者らは、占領者であるアメリカとフランスの軍がニジェールから撤退すべきだと強調し、彼らがニジェールに対して行う制裁も非難しました。参加者らはさらに、自国の領土保全、治安、平和の維持を強調しました。

これらのデモ集会の一方で、ECOWAS西アフリカ諸国経済共同体は数日前、ナイジェリアの首都アブジャで開催した軍トップを集めての緊急会合において、ニジェールでクーデターを起こした勢力に対し、6日までにバズム大統領を解放して復権させなければ「力の行使」も辞さないと警告しています。

 


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