国連が、ウクライナのクラスター爆弾使用に反対
(last modified Sat, 19 Aug 2023 11:46:18 GMT )
8月 19, 2023 20:46 Asia/Tokyo
  • 国連のドゥジャリク報道官
    国連のドゥジャリク報道官

国連のドゥジャリク報道官は、「いかなる場所でもクラスター爆弾の使用には反対する」と述べました。

米国は国際社会の反対にもかかわらず、クラスター爆弾をウクライナに提供し、実戦で使用されています。

イルナー通信によりますと、国連のドゥジャリク報道官はクラスター爆弾について「恐ろしい兵器」と述べ、「国連はウクライナ戦争の早期終結とウクライナ領土の保全を希望する」と述べました。

こうした中、米紙ワシントン・ポストは、ウクライナ筋の話として、ウクライナ軍がロシア軍に対してクラスター爆弾の使用を開始したと報じました。

同紙によると、ウクライナ軍はロシア国境の村で初めてクラスター爆弾を使用したということです。

こうした中、ロシアのラブロフ外相はウクライナ戦争の激化がやがて核保有国どうしの直接衝突に至る可能性を指摘しました。

ラブロフ氏はこの中で、「ウクライナ戦争でより危険なのは、アメリカやNATOが核保有国どうしの衝突の危険性を高めていることだ」と語りました。

一方、ドイツのショルツ首相は、同国はウクライナに兵力を送っていないとし、「政府の責任はドイツをウクライナ戦争に巻き込まれないようにすることだ」と述べました。

米紙ニューヨーク・タイムズは、ウクライナ戦争勃発後の18カ月で、両国あわせて50万人が死傷したと報じました。

それによると、ロシア軍は12万人が死亡、17〜18万人が負傷、ウクライナ軍は7万人が死亡、10〜12万人が負傷したということです。

 


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