ウクライナとアジア系難民に対しＥＵが二重対応

ＥＵがウクライナとアジア系難民を差別しているとして非難されています。

欧州対外国境管理協力機関（Fronte）は報告の中で、ＥＵ諸国への違法移住は、2015~2016年に発生した難民流入危機以来最高レベルに達している。

ウクライナとロシアの戦争において、ウクライナ側を支援しているＥＵ諸国は、ウクライナ系移民に対し、特別な便宜を与えていますが、アフガニスタン、シリア、イラクからの移民に対しては与えていません。

ミデルイストモニター（MEMO）によりますと、グランディ国連難民事業弁務官は「戦争や武装衝突が起きた地域から非難してきた黒人難民は、ウクライナ人難民が受けている歓迎を経験していない」としました。

国際人権団体ヒューマンライツウォッチも、ウクライナ人難民とシリア、アフガニスタン、パレスチナ、マリからの難民に対するＥＵの二重基準に触れ、「ボルガリア、ギリシア、スペイン、ポーランドが自国の国境地帯での難民に対する暴力を継続している」としました。

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