8月 30, 2023 17:01 Asia/Tokyo
  • ガボンでのクーデター
    ガボンでのクーデター

報道各社は、中部アフリカ・ガボンで軍幹部らが政権掌握を宣言した、と報じています。

国際通信イランプレスによりますと、ガボンの軍幹部10人が30日水曜、地元テレビを通じて権力を掌握したと宣言しました。また、大統領選挙結果を取り消し政府を解散する、としました。

ガボン軍幹部らは、「追って発表があるまで国境を閉鎖し、政府機関を解散し、すべての治安・防衛当局を代表している」と主張しました。さらに、最近の大統領選挙の結果をも取り消すとしました。

フランス通信は、ガボンの首都リーブルビル市では銃声が聞こえたと報じました。

ガボンの選挙管理当局は30日朝、同国のボンゴ現大統領が3期目当選を果たしたと発表しましたが、反対派は「選挙結果は信頼性に欠ける」と主張し、ボンゴ氏の再選は無効であるとしました。

総人口200万人、総面積は26万7000平方キロメートルを有するガボンは1960年、フランスの植民地支配から脱却し、ガボン共和国として独立を果たしました。

なお、2ヶ月前にもアフリカ西部ニジェールにおいても軍事クーデターが発生しました。

 


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