リビア洪水の死者4000人以上に、責任者16人逮捕

北アフリカ・リビアの都市ダルナを襲った洪水による死者が増えている中、報道各社は、同国でのダムの決壊とそれによる洪水発生に関して、責任者16人が逮捕されたと報じました。

今月10日、ハリケーンの「ストーム・ダニエル」がリビア東部を襲い、甚大な物的被害をもたらしたほか、数十万の人々が死傷、または行方不明となりました。このハリケーンの影響で、1970年に建てられた2つのダムが決壊し、大量の水が市内中心部に流れ込み、町の大半が浸水しました。

カタール国営衛星テレビ・アルジャジーラによりますと、この洪水被害に関連して、責任者16人が逮捕されたということです。リビアの検察当局は、逮捕された16人は職務怠慢の罪に問われているとしています。

リビア軍のアフメド・ミスマリ報道官は、自身のSNSで、今月24日時点で、洪水による死亡者数が4029人に達したと発表しました。

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