米ジャーナリストが暴露、「米はノルドストリーム爆破に関与」
9月 27, 2023 15:49 Asia/Tokyo
アメリカ人ジャーナリストのサイモン・ハーシュ氏が最近の記事において、ロシアからヨーロッパにガスを送る海底パイプライン・ノルドストリームの爆発の主な理由がアメリカによるものだったことを明らかにしました。
2022年9月27日、ノルドストリーム・パイプラインにおいて前例のない破壊が生じたことが報告されました。
スウェーデンの地震学者も、このパイプラインのルート上で2回の爆発が発生したと報告しました。
この爆発では、ノルドストリーム1・2の2つに同時に被害が生じ、北欧バルト海でのガス漏れと圧力低下が発生しました。
ロシア・タス通信によりますと、サイモン・ハーシュ氏は最近の記事において、「アメリカは、ロシアが安価なガスを供給することで、ドイツと西ヨーロッパ全域に対する自らの影響力を喪失することを恐れ、ノルドストリーム・パイプラインを爆破した」としました。
ハーシュ氏はまた、「ノルドストリームの爆発はウクライナ戦争とは何の関係もなく、アメリカ政府がヨーロッパ諸国の中での地位の喪失への恐れから引き起こしたものである」としました。
ハーシュ氏は今年2月8日にも、ノルドストリーム爆破に関する暴露記事において「アメリカは、ノルウェーの支援を受けてノルドストリーム・パイプラインを爆破した」と述べていました。
ハーシュ氏によれば、この作戦の実行を決定したのはバイデン米大統領だったということです。
タグ