ハマスの「アクサ―の嵐」作戦を、世界各国の人々が支持
世界各国の人々が、シオニスト政権イスラエルの犯罪と闘うパレスチナ・ガザ地区の住民およびパレスチナ抵抗勢力を支援するデモを行いました。
パレスチナの抵抗組織の戦士らは今月7日朝より、ガザ地区からシオニスト政権の占領地域内にあるイスラエル軍基地を大規模に攻撃する包括的作戦「アクサ―の嵐」を開始しました。イスラエル側に多大な損失をもたらしたこの作戦は、過去75年にわたるイスラエルの占領の歴史の中でも前代未聞の規模であり、シオニスト政権に衝撃を与えました。
ガザ地区にあるパレスチナ保健省は10日火曜未明、「占領者シオニストに対する『アクサーの嵐』作戦の開始以来、ガザ地区の殉教者数は704人に増加し、負傷者数も約4,000人に達した」と発表しました。
パレスチナ・サマー通信によりますと、トルコ南東部ディヤルバクルでは9日月曜夜、市民らが街頭デモを行い、ガザ住民への支持を表明しました。
アメリカ・サンフランシスコでも、市民らが街頭に集まり、防衛手段を持たないガザ住民を支持しながら、犯罪者たるシオニストへの非難を表明し、ガザ地区でシオニストにより行われている人権侵害や子供・女性の虐殺に注意を向けるよう呼びかけました。
また、エジプトの人気サッカーチーム、アル・アハリのサポーターらは、「我々は、血と魂でパレスチナへの献身を示す」というスローガンを唱え、パレスチナとガザ住民への支持を表明しました。
イギリス・ロンドンでも様々な階層から集まった市民数百人がイスラエル大使館前で、「アクサーの嵐」作戦への支持を表明するとともに、パレスチナ国民との連帯をアピールしました。
このような中、パレスチナ抵抗軍は現地時間の10日朝、ガザ地区の居住用建物に対するシオニストの攻撃に対抗して、同地区周辺のシオニスト入植地を、ミサイルとロケット弾で攻撃しました。
こ攻撃は、イスラエル軍戦闘機がガザ西部に対し激しい空爆を行った後に起こりました。
「アクサーの嵐」作戦の開始より3日間でシオニスト側には、1100人の死亡者および2741人の負傷者が出ています。