米国市民の対メディア信頼度が最低に

ある世論調査の結果、米国市民のうちメディアが公正で正確な報道をしていると考えているのは、わずか32%にとどまることが明らかになりました。

米世論調査会社ギャロップが去る9月第1・2週に1016人の米国市民を対象に行った調査によりますと、メディアを信頼すると答えた人は32%だった一方、一切信用しないと答えた人は39%でした。

信頼すると答えた32%は、2016年に記録した最低値に並んだ一方、信用しないと答えた39%はこれまでの38%を上回って過去最多となりました。

もともとメディアへの信頼が高いと言われる民主党支持層の間でも、「多少信用する」と答えた人が58%で、昨年よりも12ポイント減少しました。

一方、共和党支持層では「多少信用する」と答えた人が11%でした。

今年1月の調査では、全体の42%がジャーナリストらの倫理基準について「低い」、「極めて低い」と回答しました。この数字は、自動車販売業やマーケティング調査業よりも低く、弁護士、不動産業などがジャーナリストよりも低い数値となりました。

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