スコットランド首相が、イスラエルの犯罪に対する英の沈黙を批判
(last modified Thu, 26 Oct 2023 09:04:56 GMT )
10月 26, 2023 18:04 Asia/Tokyo
  • スコットランドのハムザ・ユーサフ首相
    スコットランドのハムザ・ユーサフ首相

英スコットランド首相が、イスラエルによるパレスチナ・ガザでの虐殺に見て見ぬふりをしている英当局を批判し、「我が国の与野党党首がガザ停戦を呼びかけるまでに、あと何人のガザの子供たちが命を落とさねばならないのか」と訴えました。

イスナ―通信によりますと、スコットランドハムザ・ユーサフ首相は、X(旧ツイッター)への投稿で、スナク英首相やスターマー労働党党首が全当事勢力間の即時停戦を求めていないことについて、「消極性が私には理解できない」と記しました。

ユーサフ氏はイスラム教徒で、自身の親族も今回のガザ戦争に巻き込まれています。

ユーサフ氏はこの投稿の中で、英与野党党首を念頭に「あなた方が我々や国連を含む世界中の多くの人々に加わり停戦を求めるまでに、あと何人の子供たちが命を落とさねばならないのか? 深刻な苦しみを抱えている子どもたちのために、すべての当事者に停戦に同意するよう求めてほしい」と訴えました。

スナク英首相はイスラエルに自衛権があると強調し、ガザの一時停戦の要請には同意していません。