米議会で、国務長官の演説が対イスラエル共謀への怒号で何度も中断
11月 01, 2023 18:26 Asia/Tokyo
アメリカ議会公聴会で、ブリンケン国務長官の演説が米国の対シオニスト共謀に対する傍聴者の怒号によって中断されるという事態が発生しました。
メフル通信によりますと、31日火曜に行われたアメリカ議会公聴会で、反戦を訴える傍聴者らがブリンケン氏の演説を繰り返し妨害し、特にガザ地区のパレスチナ被害抑圧民に対するアメリカ政府の好戦主義に抗議しました。
ブリンケン国務長官が、バイデン政権が求めているウクライナ・イスラエル向け1,060億ドル相当の緊急予算を正当化しようとした際、傍聴者らが繰り返し同長官の発言を妨害しました。
議会で証言するブリンケン氏らの後ろでは、赤色に塗られた手が挙がりました。
これは、反戦を訴える団体などが、バイデン政権がシオニスト政権イスラエルを支援し、手を血で汚していると抗議して行ったものです。
抗議する傍聴者の一人は手書きのプラカードを掲げ、「これ以上イスラエルを支援するな」、「国民の66%がガザでの停戦を要求したのに上院議員は1名だけ」、「恥さらし」、「世界は停戦確立を望んでいる」、「国民はこの残忍な戦争を支持したくない」、「戦争を止めよ」、「停戦せよ」などと叫びました。
現場から送信された動画によりますと、2人の治安部隊がこの人物を議会から強制的に退場させました。
一方、アメリカ・オハイオ州の市議会にも31日、数百人のパレスチナ支持者が集結し、パレスチナ解放のスローガンを連呼するとともに、シオニスト政権イスラエルによるガザ地区での虐殺に肩入れしているとしてオハイオ市長を非難しました。