イラク首相が米軍の速やかな撤退を強調、ガザでのWHOの第6回目救援任務が取りやめ/他
(last modified Thu, 11 Jan 2024 10:04:08 GMT )
1月 11, 2024 19:04 Asia/Tokyo
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11日木曜の短いニュースは以下の通りです。                              

イラク首相が米軍の速やかな撤退を強調

スーダーニー・イラク首相が同国での米軍駐留に関して、「我が国は、米主導の国際有志連合軍の駐留を迅速かつ規則的に終結させるべく、この多国籍軍が長期間イラクに留まらず、攻撃にさらされないよう画策している」と語りました。

スーダーニー首相は「地域における緊張緩和に向けた唯一の解決策はガザ戦争の終結だ」と強調するとともに、世界のエネルギ―資源の大半が埋蔵されている西アジア地域での緊張拡大に関して警告しました。

 

ガザでのWHOの第6回目救援任務が取りやめ、イスラエルの攻撃で

WHO世界保健機関のアダノム事務局長が10日、スイス・ジュネーブにて、パレスチナ・ガザ地区での同組織の6回目の救援赴任がシオニスト政権イスラエル軍の攻撃により取りやめとなったことに触れ、「イスラエルによるガザ地区爆撃継続と人道支援活動の制限により、WHOとその協力者は自らの任務遂行が不可となっている」と語りました。

 

 

 

イラクの抵抗組織がシリアでの米軍基地を攻撃

イラクの複数の抵抗組織が10日、地域にある違法な米軍基地に対する攻撃を継続する中、シリア東部コニコにあるガス田内基地を攻撃しました。イラクのイスラム抵抗組織は今月8日にも、シリア北東部ハサカ県にある違法な米軍基地を無人機で攻撃しています。

 

レバノンのイスラム抵抗運動がシオニストの諜報機材を襲撃

レバノンのイスラム抵抗運動は同国国境付近の被占領地パレスチナ北部にある2つの軍事基地に備蓄されていた、シオニスト政権イスラエル占領軍の諜報機材などを襲撃しました。

レバノンのシーア派組織ヒズボッラーは、パレスチナ抵抗勢力による対シオニスト攻撃「アクサ―の嵐」作戦の後、パレスチナ国民への支持を目として、複数のシオニスト入植地及び、イスラエル軍の複数の拠点をミサイル攻撃、および砲撃しました。

 

ソマリアでテロ組織が国連ヘリを奪取

西アフリカ・ソマリアのテロ組織アル・シャバブの因子らが10日、同国中部でエンジントラブルにより不時着した国連ヘリコプターを拿捕しました。この報道によれば、ヘリコプターに乗っていた少なくとも6人の救助隊員がアル・シャバブの人質となっています。

 


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