国連事務総長が、ガザでの即時停戦を強調
1月 16, 2024 21:55 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、パレスチナ・ガザでの人道状況は惨憺たるものであるとして、同地区での即時停戦を求めました。
グテーレス事務総長は2024年初となる記者会見において、シオニスト政権イスラエルのガザ攻撃開始から100日以上が経過したことを指摘し、「人道的理由から、これらの攻撃の即時停止は必須である。攻撃が続けば続くほど、状況悪化の危機は高まる」と述べました。
続けて、「ガザでイスラエル政権軍の攻撃の犠牲となっているのは、大半が女性と子どもである。また、ガザではシオニスト政権がガザ攻撃を開始した昨年10月7日以降、これらの攻撃で152人の国連職員が殺害されている。これは国連発足以来、最も多い犠牲者の数である」と指摘しました。
さらに、「イスラエル政権によるガザ攻撃が続いているが、国連とその関連機関はガザへ効果的に人道支援を行えずにいる」としました。
パレスチナのガザおよびヨルダン川西岸での人々に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃が開始してから112日目となる16日火曜、同政権はこれらの地区の各都市へ包括的な攻撃を行いました。
ガザでは、シオニスト政権の攻撃によりこれまでに、子ども1万400人と女性7000人超を含む2万4100人が殉教、6万834人が負傷しています。
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