国連事務総長:「米国の対イラン攻撃は世界の平和と安全に対する脅威」
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アントニオ・グテーレス国連事務総長が、アメリカによるイランの核施設への攻撃に対し深い懸念を表明しました。
(last modified 2025-06-22T07:53:11+00:00 )
6月 22, 2025 16:51 Asia/Tokyo
  • 国連のアントニオ・グテーレス事務総長
    国連のアントニオ・グテーレス事務総長

アントニオ・グテーレス国連事務総長が、アメリカによるイランの核施設への攻撃に対し深い懸念を表明しました。

グテーレス事務総長は22日日曜朝、米国によるイラン核施設への攻撃を受け、「イランに対する米国の武力行使は、崩壊の危機に瀕している地域における緊張の危険なエスカレーションである」と語っています。

【ParsToday国際】グテーレス事務総長はさらに、「米国の今回の行動は世界の平和と安全に対する直接的な脅威である」と述べました。

グテーレス事務総長によれば、紛争が急速に制御不能となり、民間人はもとより地域、さらには世界に壊滅的な結果をもたらすリスクが高まっているということです。

グテーレス氏はさらに、「国連加盟国に対し、緊張の高まりを回避し、国連憲章をはじめとする国際法上の義務を遵守するよう呼びかける。この危機的な時期には、混乱を回避することが極めて重要である」とコメントしました。

続けて「軍事的な解決策は一切存在しない。目の前にある唯一の道は外交である。唯一の希望は和平だと語っています。

トランプ米大統領は22日日曜午前、SNS上にメッセージを発表し、米軍がイランの複数の核施設を攻撃したことを明らかにしました。

米国のこうした残忍な行動を受けてイラン原子力庁は声明を発表し、同国の原子力産業の発展の道は止められないと強調しています。

 

 


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