がん治療用のナノ製剤をイラン人研究者らが開発

イラン人研究者が、実験用マウスのレベルでがん治療用の新しいナノ製剤の開発に成功しました。

マシュハド医科大学薬学部のマフムードレザー・ジャアファリー教授の行う研究プロジェクトチームは、このナノ製剤の開発をイラン国立科学財団の支援によって成し遂げました。

ジャアファリー教授は、「この新しいナノ製剤は、がんの形成した血管およびがん細胞に対する化学療法において、これらの血管細胞を死滅させる、がんの栄養・酸素の供給源を断つ、がん細胞を直接死滅させるなどで、その有効性を高めるのに役立つ」と述べました。

また、「ドキソルビシンは、抗がん作用を持つ化合物で、がんに広い範囲で作用し、乳がんや肺がんをはじめとした多くのがんで使用されている」としました。

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