米国市民の間でイスラエルへの嫌悪感が増加
3月 28, 2024 16:04 Asia/Tokyo
米調査会社ギャラップによる世論調査で、米国市民の過半数に当たる55%がシオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃に反対していることが分かりました。
この調査では、パレスチナ市民に対するイスラエル占領軍の作戦・攻撃を認めると回答したのはわずか36%でした。
昨年11月の調査ではガザ攻撃を支持するとの回答が半数を占め、反対が45%だったことから、ギャラップ社は米国内でパレスチナを支持する人の割合が増加していると分析しました。
アメリカ世論の対イスラエル政権支持率の低下から、この政権に対する米ホワイトハウスのアプローチも変化しました。その証拠に、アメリカは今月25日に国連安保理におけるガザ停戦決議案の採決を棄権しています。
昨年10月にガザ戦争が勃発して以来、アメリカは安保理に提出された停戦決議案すべてに拒否権を行使してきました。
イスラエルによるガザ攻撃で、これまでに3万2000人以上のパレスチナ人が殉教しており、そのうちおよそ7割が子供や女性で占められています。
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