米兵がガザのためにハンスト実施、「在米イスラエル大使館前で焼身自殺した英雄ブッシュネルの名を叫べ」
(last modified Thu, 04 Apr 2024 08:41:32 GMT )
4月 04, 2024 17:41 Asia/Tokyo
  • 米兵がガザのためにハンスト実施、「在米イスラエル大使館前で焼身自殺した英雄ブッシュネルの名を叫べ」
    米兵がガザのためにハンスト実施、「在米イスラエル大使館前で焼身自殺した英雄ブッシュネルの名を叫べ」

アメリカ空軍のある上級兵士が、国際社会をパレスチナ・ガザの人々の窮状に注目させようとハンガーストライキを行いました。

アメリカ兵ラリー・ヘバート氏は先月31日よりホワイトハウス前でハンストを開始しました。

へバート氏は任務地スペインを離れる際、「米空軍上級パイロットは任務遂行中、ガザ市民が飢えているうちは食事を取らない」と書いたプラカードを掲げていました。

へバート氏はのハンスト実施は、ガザでのシオニスト政権イスラエルの犯罪に抗議していた別の米兵アーロン・ブッシュネル氏に倣った形となっています。

若き米国人パイロットだった故ブッシュネル氏は去る2月25日、ガザでのイスラエル政権による公然としたパレスチナ人虐殺をホワイトハウスが支持していることに抗議し、動画を撮影し在ワシントン・イスラエル大使館前で焼身自殺しました。

今回、へバート氏はインタビューで「ガザの民間人は常に飢餓にあえぎ、爆撃・攻撃されている。だから私はハンストを行っている。ブッシュネル氏の勇気ある行動に、私は感銘を受けた。私は、彼がまさに自分自身のようだと思っている。なぜなら、彼が感じていたことはまさに、私が感じていることだったからだ」と語りました。

また、「ブッシュネル氏の抗議行動は他に類のない効果的なものだ」とし、「私が憤慨しているのは、彼の行動後にあちこちに沈黙が広がったことだ。政府や軍から彼について何かを語った人は一人もいなかったし、彼の名前にさえ触れなかった。だが、ガザとイエメンの人々が彼の写真を公開し、彼を讃え、遺憾の意を示し哀悼を述べているのを、私は目にしている」としています。

ガザ地区シオニスト政権が行う犯罪は、ガザでの大量虐殺に繰り返し抗議している様々な諸国の世論の反発に遭遇しています。そうした国であるイタリア、米国、英国の国民らは、ガザでのイスラエルによる大量虐殺に抗議し、この数カ月間にわたり何度も抗議デモを実施してきました。

 


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