パリ五輪柔道、アルジェリア選手がイスラエル選手との試合をボイコット
パリ五輪に出場している柔道アルジェリア代表のマスウード・リズワーン・イドリース選手が、イスラエル選手との対戦が予定されていた試合をボイコットしました。
【ParsToday国際】これまでイランを含め多くの国のスポーツ選手が、パレスチナ国民を支持するため、国際大会の場でイスラエル選手との対戦をボイコットしてきました。
こうした中、パリ五輪・柔道種目に出場しているアルジェリアのマスウード・リズワーン・イドリース選手が、イスラエルによるガザ攻撃や一部アラブ諸国によるイスラエルとの関係正常化に抗議して、29日に予定されていたイスラエル選手との試合をボイコットしました。
イスラエル紙「イェディオト・アハロノト」は、イスラエルの選手がイスラム諸国の選手たちから試合をボイコットされていることは、一部アラブ諸国との関係正常化が失敗していることの証だと記しました。
2023年10月7日以来、イスラエルは西側諸国の全面的な後方支援を受けてパレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸で、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対し新たに大規模な虐殺を開始しました。
最新の報告によりますと、これまでに3万9000人以上のパレスチナ人が殉教した他、9万人以上が負傷しました。
シオニストが牛耳るイスラエル政権は、英国の植民地主義の設計および、さまざまな国からのパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に確立され、その存在は1948年に宣言されました。それ以来、パレスチナ人の大量虐殺とその全領土の占領を目的に、さまざまな大量殺害計画が実施されてきました。
イランを筆頭とする多くの国は、イスラエルという植民地主義政権の解体および、ユダヤ人の元の国への帰還を真剣に支持しています。