ロシア外相「欧米はウクライナで火遊びするな」
8月 29, 2024 14:21 Asia/Tokyo
ロシアのラブロフ外相は、ウクライナが欧米諸国に対し、長距離ミサイル「ストーム・シャドウ」でロシア領を攻撃する許可を求めてることについて、これが許可されれば「火遊びにあたる」と述べました。
【ParsToday国際】ウクライナによるロシア領へのミサイル攻撃の許可をめぐっては、ミサイル供給元であるイギリスのスターマー首相が先月、使用可否について「ウクライナ次第だ」と述べました。しかし、実際には許可は出しておらず、あいまいな姿勢を貫いています。
この問題についてロシアのラブロフ外相は27日、モスクワで記者団に対し、欧米諸国がウクライナにミサイル使用を許可すれば「火遊びにあたる」とし、第三次世界大戦が勃発すれば、その範囲は欧州にとどまらないと警告しました。
米ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏はXへの投稿で、「カマラ・ハリス氏が次期大統領に当選すれば、バイデン氏による惨憺たるウクライナ支援を継続するのか?」「アメリカはウクライナがこの戦争で勝つことはないと知っていながら、財政・武器支援を行い、戦争を終結させられるかもしれない交渉への参加を拒んでいる」と非難しました。