アメリカのホームレス人口が10％増加

最新の統計で、全米のホームレス人口が10％増加するという深刻な実態が明らかになりました。

【ParsToday国際】米紙ウォールストリート・ジャーナルは、全米の各自治体から集計した統計の結果、今年のホームレス人口は昨年の65万3000人をすでに突破し、2007年以降で最悪となる可能性が高いと報じました。

同紙によると、全米の250の支援団体が、今年初めの時点で55万人のホームレスを確認しており、これは昨年よりも10％増えているということです。

なお、最終的なホームレス人口は、ニューヨークなどの大都市の統計が出揃ってからになります。

ウォールストリート・ジャーナルは、ホームレス増加の要因として、移民の増加以外にも支援の停止、住宅価格・家賃の高騰があるとしています。

また、精神疾患や薬物中毒の問題もホームレス増加の背景にあるとされています。昨年、アメリカは過去最多のホームレス人口を記録し、その中には常にホームレス状態にある人も多数含まれています。

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