米WSJ紙「ヒズボッラーの兵器がイスラエルを待ち受ける」
9月 26, 2024 14:40 Asia/Tokyo
米紙ウォールストリート・ジャーナルが、「レバノンとイスラエルの間で全面戦争が勃発すれば、ヒズボッラーの膨大な兵器がイスラエルを待ち受けることになる。そこではもはや、技術・情報分野におけるイスラエルの利点は決定的な物ではなくなる」と警告しました。
【ParsToday西アジア】WSJはこの中で、「ヒズボッラーはロケット弾、無人機、対戦車兵器などの大規模な兵器を保有しており、これらを使用してイスラエル兵を地上に足止めし、彼らの前進を阻止することができる」「ヒズボッラーとイスラエルの間で地上戦が起こった場合、状況は全面的に違ってくる」との予測を示しました。
WSJは、ヒズボッラーの最も危険な兵器として対戦車ミサイル「アルマス」を挙げており、「アルマス」によりヒズボッラーの攻撃の精度は2006年の対イスラエル戦争当時と比較して大幅に向上しており、「レバノンをイスラエル軍にとっての泥沼とせしめるだろう」としています。
イスラエル軍は23日朝、レバノン南部各地に対する大規模な攻撃を開始し、現在まで続いています。
ヒズボッラー側も同国の民間人への攻撃に対して断固たる反応を示し、同日早朝から、イスラエル占領地北部にあるシオニストの基地と入植地に対する作戦を実施しています。
レバノン保健省は声明の中で、国内各地に対するイスラエル軍の攻撃の結果、子供50人と女性94人を含むレバノン人558人が殉教したと発表しました。レバノン保健省の報告書によりますと、これらの攻撃によりさらに1850人が負傷しています。
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