国連特別報告官「ガザ犠牲者の大半は女性や子供」
11月 16, 2024 15:03 Asia/Tokyo
国連パレスチナ問題担当特別報告官のフランチェスカ・アルバネーゼ氏は国際社会に対し、イスラエルがガザで行っているジェノサイドに関心を持つよう求めました。
【ParsToday国際】アルバネーゼ氏は自身のXで、イスラエルのジェノサイドに関するガザのパレスチナ人医師の証言を引用し、「この証言を物語にしてほしい。ジェノサイドの犠牲者を決して忘れないでほしい」と訴えました。
また、国連のジョイス・ムスヤ人道問題担当事務次長は安保理会合の席で、ガザ地区の窮状について報告し、「イスラエル軍の攻撃による犠牲者の7割は女性と子供である」と述べました。
スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんは動画の中で、一部の国がイスラエルによるガザでのジェノサイドに加担していることを非難し、「各国にあるトルコ大使館前で集会を開き、トルコやアゼルバイジャンによるイスラエルへのエネルギー供給に抗議しよう」と訴えました。
パレスチナのマンスール国連大使は安保理に対し、ガザで進む飢餓について措置を講じるよう求めました。
マンスール氏は安保理理事国に向けて、「現地に来て自分の目で見てほしい。イスラエルは飢餓を戦争の手段として利用し、民族浄化・植民地化を実行しようとしている」と訴えました。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の担当者は、ガザに搬入される人道支援の量が過去数カ月で最低水準に達しているとし、「子供や大人たちが日々亡くなっている。人々はあらゆるものを必要としている」と語りました。
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