英議員ら60名が、対イスラエル包括的制裁の適用を要求
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英議員らが要求;「対イスラエル包括的制裁の実施を」
リチャード・バーゴン氏及び、イムラン・フセイン氏ら無所属派2名が率いる英議員ら60名がラミー英外相に宛てた書簡の中で、再三の国際法違反を理由としたシオニスト政権イスラエルに対する包括的制裁の発動を要求しました。
【ParsToday国際】この書簡は昨年7月にICJ国際司法裁判所が出した勧告的見解にも言及しており、イスラエルによるパレスチナ領の占領を違法行為とし、これを可及的速やかに停止するよう求めています。
英外務貿易省の建物前には先月28日、パレスチナ支持者らが集結し、イスラエルに対する即時の武器禁輸を要求していました。この集会に参加した抗議者らはイギリス政府に対し、2023年10月7日以来イスラエルの攻撃で4万4000人以上が殉教しているガザ虐殺に加担しないよう求めています。
数カ月前にも、英国外務省職員の一人だったマーク・スミス氏が、ガザにおけるイスラエルの虐殺行為への英政府の幇助に抗議して辞任しています。
この元英外交官はソーシャルネット「X」において、「イスラエルがガザで戦争犯罪に手を染めていることは明らかであり、私はこれらの恐ろしい犯罪の共犯者として働き続けることはできない」と投稿していました。
イスラエル政権は2023年10月7日以来、西側諸国の全面的な後方支援を受けてパレスチナ・ガザ地区及びヨルダン川西岸地域において、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対する新たな大量虐殺を開始しました。
最新の報告によりますと、イスラエルのガザ攻撃により既に4万4000人以上のパレスチナ人が殉教したほか、10万7000人以上が負傷しました。
イスラエル政権はイギリスの植民地主義計画及び、さまざまな国からのパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に設立され、その存在は1948年に宣言されました。
それ以来、パレスチナ人の虐殺とその全領土の占領を目的に、さまざまな大量殺戮計画が実行されてきています。