国際ニュース|イラン外務省報道官、イスラエルのガザ攻撃再開を非難/ベネズエラ大統領「CIAの陰謀を阻止」
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ベネズエラのマドゥロ大統領
イラン外務省のバガーイー報道官は、イスラエルがガザ停戦合意に違反して空爆を再開したことを非難しました。
【ParsToday国際】イスラエル軍は29日、ガザ地区の南部、中央部、北部で空爆を再開し、パレスチナ人避難民のテントを標的にしました。これらの攻撃により、多くのパレスチナ人、特に多くの子供たちが殉職し、負傷したと報告されています。
イラン外務省のバガーイー報道官は同日、イスラエルのこの停戦合意違反を非難し、「停戦保証国はイスラエルによる戦争とジェノサイドをやめさせる特別な責任がある」と指摘しました。
仏国会議員「ネタニヤフ氏はテロリスト」
フランス国会のトマス・ポルテ議員は、イスラエルによるガザでの犯罪を受けて、ネタニヤフ首相を「テロリスト」と呼びました。ポルテ氏はその上で、「世界が目を背ける中で、私たちはこの虐殺に決して加担しない」と述べました。
ハマス「赤十字代表者との面会禁止は基本的人権の侵害」
ハマスは声明の中で、イスラエルのカッツ戦争相が国際赤十字委員会の代表者によるイスラエルの刑務所訪問を拒否したことについて、「パレスチナ人収容者の基本的な権利を侵害しており、殺害、拷問、飢餓、医療の放置、情報隠蔽など、組織的な戦争犯罪の連鎖を生み出している」と非難しました。
イスラエル軍がレバノン南部の村に侵攻
各種報道によると、イスラエル軍は再び停戦合意を無視してレバノン南部のビレダ村に侵攻しました。これに対し、レバノン軍は警戒態勢に入り、追加の部隊と装備をこの地域に派遣しました。
チェコでイスラエル兵が拘束
イスラエル紙イェディオト・アハロノトは、チェコ・プラハの国際空港でイスラエル兵とその妻が当局によって長時間拘束され、の入国を拒否されたと報じました。それによると、この兵士についてはフランス政府がガザでの戦争犯罪に関与しているとして、海外渡航を禁止していました。チェコ当局の措置はそれを受けたものと思われます。
IAEA事務局長「イランとの協力を継続」
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は29日、「イラン政府と協力して敬意ある対話を継続していく」と述べました。
トランプ大統領、核実験再開を指示
トランプ米大統領は29日、自身のSNSにおいて、国防総省に核実験を再開するよう命じたと投稿しました。トランプ氏はこの中で、「核兵器の破壊的な力を考慮すると、実験を再開することは嫌だが、他に選択肢がなかった」としています。
韓国で米中首脳会談
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は30日、韓国・釜山で首脳会談を行いました。この会談は、両国の貿易戦争の行方を占う上で非常に注目されています。
ベネズエラ大統領「CIAの陰謀を阻止」
ベネズエラのマドゥロ大統領は、国内の一部勢力が米中央情報局(CIA)と協力して米船舶を攻撃し、その後ベネズエラを非難する偽旗作戦を計画していたと述べました。マドゥロ氏は、CIAがベネズエラに対する圧力を強化するための口実を作ろうとしていたと主張しました。
スーダン政府報道官「RSFの犯罪は前例がない」
スーダン政府のカリド・アライサー報道官は、政府軍と内戦を展開している即応支援部隊(RSF)が「アフリカにおいて前例のない犯罪を行っている」と述べました。アライサー氏は、国際社会に対し、RSFに圧力をかけてその行為を止めるよう求めました。

