ニュース|イラン、イスラエルによる抵抗組織の司令官暗殺を非難/シオニスト政権の上級軍司令官数名が解任
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イスラエルにより殉教したヒズボッラーの上級幹部ハイサム・アリ・タバタバイ司令官
イラン政府が、シオニスト政権イスラエルによるレバノンのイスラム抵抗組織・ヒズボッラーの上級司令官ハイサム・アリ・タバタバイ氏の暗殺を強く非難しました。
【ParsTodayイラン国際】イラン・イスラム共和国外務省は24日月曜に声明を発表し、レバノン首都ベイルートの住宅地への攻撃及び、それによる偉大な抵抗組織のハイサム・アリ・タバタバイー司令官を暗殺したというイスラエルのテロ犯罪を強く非難しました。
イラン外務省の声明には以下のように述べられています;
「イラン・イスラム共和国外務省は、23日日曜夕方の侵略者・シオニスト政権の戦闘機によるベイルート郊外の住宅地への攻撃、並びにレバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーの殉教者ハイサム・アリ・タバタバイ上級司令官の卑劣な暗殺を強く非難する。これは、2024年11月の停戦への重大な違反かつ、レバノンの領土保全と国家主権に対する残忍な侵害であるとともに、無辜の女性や子供を含む数十人のレバノン一般市民の殉教と負傷につながったものであり、今回のテロ行為と戦争犯罪を理由としたこの侵略政権の指導者への処罰の必要性を強調する」
イスラエル軍の上級司令官数名が解任
イスラエル軍参謀総長は、2023年10月7日にパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスが実行した対シオニスト攻撃たる「アクサーの嵐」作戦に関連した治安・情報活動の失敗に関係しているとして、同政権軍の上級司令官数名を解任しました。
ハマス、パレスチナ国民に対するイスラム共同体の支援の必要性を強調
ガザ地区におけるハマスの指導者、ハリル・アル=ハイヤ氏は23日日曜、イスラム共同体によるパレスチナ国民の恒常的な支援および、ガザ地区の復興加速の必要性を強調するとともに、占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサー・モスクが時間と空間の両面で分断される危険性があると警告しました。さらに「パレスチナ国民とその勇敢な抵抗はガザ侵攻開始以来、シオニスト占領軍の公言した目標を阻止してきた」とコメントしています。
米国務長官:「対ウクライナ緊急和平合意を要請」
マルコ・ルビオ米国務長官は、「米国としてウクライナ戦争の可及的速やかな終結を望んでいるものの、解決に必要な時期の決定にはもう少し時間が必要だ」と述べました。
ウクライナ大統領:「和平は尊厳を伴うものであるべき」
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、スイス・ジュネーブで米国とウクライナの代表団による交渉が行われる中、永続的で強固かつ尊厳のある和平を改めて訴えました。
ブラジルが警告、「ベネズエラがウクライナ戦争の二の舞に」
ブラジルのルラ大統領は23日日曜、国際社会に対し、南米ベネズエラにおけるウクライナ戦争の二の舞の再発を防ぐよう強く求めました。また、ベネズエラ近郊における米軍の駐留拡大に懸念を示し、「この状況は紛争につながりかねない」と警告しています。

