ユーラシア関連重要ニュース|中央アジア電力市場立ち上げへ
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世界銀行が、中央アジアにおける10か年地域電力相互接続・貿易計画を承認しました。
(last modified 2026-01-28T06:11:34+00:00 )
1月 27, 2026 15:42 Asia/Tokyo
  • 中央アジア電力市場
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世界銀行が、中央アジアにおける10か年地域電力相互接続・貿易計画を承認しました。

世界銀行理事会は、10か年地域電力相互接続・貿易(REMIT)プログラムを承認しました。この野心的な取り組みは、中央アジア初の地域電力市場の創設を目指しており、国境を越えた電力取引の強化、送電容量の増強、大規模再生可能エネルギーの利用拡大を目指すものです。

中央アジア関連のニュースを報じるサイト、タイムズ・オブ・セントラル・アジア(The Times of Central Asia)によりますと、この地域の電力需要が2050年までに3倍になると予想されている一方で、現在の電力取引は地域の総需要の3%しか満たしていないのが現状です。

REMITプログラムは、中央アジア諸国の多様なエネルギー資源の活用および、それらの補完的な活用を目指しています。この計画の一部としてはキルギスとタジキスタンの水力発電、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの石炭火力発電と天然ガス火力発電、そしてこの地域で拡大を続ける太陽光発電と風力発電の設備容量が挙げられます。

またこのプログラムは地域電力市場の創設、地域レベルでの電力取引を数百万人の消費者に供給できるレベルまで拡大すること、並びに送電容量の増量による地域諸国の電力システムの相互接続性と柔軟性の向上を目的としています。

CIS諸国はトルクメニスタンの議長国就任を支持

一方、CIS独立国家共同体諸国は2026年のトルクメニスタンの議長国就任を全面的に支持すると表明しており、これは旧ソ連崩壊後の地域におけるトルクメニスタンの役割について、これらの諸国の間で合意が成立していることを示しています。

タイムズ・オブ・セントラル・アジアのウェブサイトによりますと、CIS執行委員会の声明では、加盟国はトルクメニスタンの議長国プログラムの実施を支援することに合意しており、これには組織面、分析面、調整面の支援が含まれるということです。この約束事は、CIS関係者と加盟国の代表者が出席した協議において、組織内の継続性と実務的な協力に焦点を当てて議論されました。

イランの隣国でもあるトルクメニスタンは永世中立政策を維持し、通常は多国間機関への参加を制限していますが、CIS議長国としての立場を活用して経済協力、運輸交通の連結、人道面での取り組みを重視することが予想されます。

 

 


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