米国・イスラエルのイラン侵攻受け、IEAと仏が経済的損害について警告
3月 25, 2026 16:01 Asia/Tokyo
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IEA国際エネルギー機関のファティ・ビロル事務局長
IEA国際エネルギー機関のビロル事務局長が「イランに対するアメリカとシオニスト政権イスラエルの軍事侵略により、世界経済が『非常に大きな脅威』に直面している」として警告しました。
ファティ・ビロルIEA事務局長はオーストラリアでの演説で、「米国とイスラエルによる対イラン戦争は9カ国にまたがる40以上のエネルギー施設に『甚大な』損害を与え、多くの経済的リスクを引き起こした」と述べています。また「イランに対する米とシオニストの軍事侵略は、1970年代の石油危機やウクライナ戦争よりも経済に深刻な影響を与えている」と指摘し、「この危機がこのまま続けば、その影響から免れられる国はどこにもない」と強調しました。また「この戦争の勃発後は、原油価格も上昇している」と指摘しています。
さらに「硫黄やヘリウムなどの物質貿易、そして石油化学製品、化学肥料といった世界経済の生命線とも言える分野の一部が完全に混乱に陥っており、この混乱は世界経済に深刻な影響を及ぼすだろう」と認めました。
フランス、原油価格高騰による世界経済への影響拡大を警告
一方、フランスのロラン・レスキュール経済相は、米とイスラエルがイランに仕掛けた戦争が「新たな原油価格高騰」を引き起こしており、「それが数週間続けば世界経済に悪影響を及ぼしかねない」として警告しました。
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