本日のトピック アメリカでの銃による数万人の死亡
新たな報告によれば、アメリカで、数万人が銃によって死傷しているということです。
IRIBシャーイブラヒーム解説員
アメリカの銃犯罪に関するインターネットサイトは、今年に入ってから現在までに、アメリカで起こった銃に関する事件で、8879人が死亡、1万8549人が負傷したと報告しました。また、今年に入ってから、アメリカ各地で3万4709件の銃関連の事件が起こったことを明らかにしました。また、11歳以下の負傷者も408人いたということです。この統計によれば、アメリカでの銃による事件のほとんどは個人的な衝突であり、乱射事件は242件だったということです。また、記録された事件のうち、1426件は住宅に対する襲撃、1073件は自己防衛でした。
アメリカでは、自己防衛のために銃を使用することが憲法で認められています。そのため、銃の購入と保持を規制するための法の可決が妨げられてきました。
アメリカでは、毎年何千人もの人が、銃による犯罪で死傷しています。「どの街も銃の安全を目指そう(Everytown For Gun Safety)」というアメリカの銃規制運動の発表によれば、毎日およそ91人のアメリカ人が、銃による暴力で死亡しています。
アメリカのオバマ大統領は、これまで繰り返し、銃規制の強化を求めてきました。大統領選挙の民主党候補、クリントン氏も、銃規制の法の改正を求めています。一方の共和党候補のトランプ氏も、アメリカでの銃犯罪による死亡事件の多さ、社会・治安状況を批判しています。
オバマ大統領や一部の民主党議員による、銃規制の強化に向けた努力は、共和党議員の反対により、これまで実を結んでいません。アメリカの市民活動家は、アメリカ最大の銃ロビー団体、「全米ライフル協会」の影響力が、銃規制を強化する法の可決の最大の障害になっているとしています。