アメリカの警察、ソーシャルネットワークのユーザー情報を悪用

アメリカの警察が、ソーシャルネットワークのユーザー情報を、抗議者の追跡のために悪用しています。

ロイター通信によりますと、ＡＣＬＵ・アメリカ自由人権協会は１１日火曜、アメリカの警察関係者が抗議者の特定と追跡のために、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルネットワークのユーザー情報を利用していたと発表しました。

ソーシャルネットワークのユーザー情報の悪用に対するアメリカ市民や人権擁護団体の懸念が高まっている中で、この報告は発表されました。

アメリカにおける大手ソーシャルネットワークと政府の治安や監視に関する緊密な協力は、アメリカの人々の自由の制限に対する懸念を高めています。

アメリカ自由人権協会の政治問題担当は、これについて、「アメリカの警察はソーシャルネットワークのユーザーから収集した情報を利用し、抗議者やデモ参加者を追跡することができた」と語りました。

アメリカの警察の、容疑者、特に黒人に対する繰り返しの暴力行為は一部地域で大きな不満を引き起こしています。