黄海でのアメリカの軍事演習に対する中国の抗議
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中国の国防省が、18日火曜、声明を発表し、地域におけるアメリカと韓国の軍事演習に懸念を表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 19, 2016 18:38 Asia/Tokyo
  • 黄海でのアメリカの軍事演習に対する中国の抗議

中国の国防省が、18日火曜、声明を発表し、地域におけるアメリカと韓国の軍事演習に懸念を表しました。

ガッファーリー解説員

中国は、アメリカの原子力空母ロナルド・レーガンがこの演習に参加するために懸念を強めているようです。

黄海は中国と韓国の間にあり、このため中国はこの地域におけるアメリカの軍事駐留に不満を感じています。地域におけるアメリカの軍事的行動が続く中、アメリカは新たに、多くの反対にもかかわらず、迎撃ミサイルシステムTHAADを韓国に配備する意向を発表しました。アジアの海域でアメリカとその同盟国の合同演習が行われるのは、これが初めてのことではありません。ここ数年、北朝鮮とアメリカの緊張拡大により、彼らの対立も緊張と共に深まりを見せています。

北朝鮮は2006年10月、初めての地下核実験を実施し、孤立を深め、アジアのこの地域でアメリカがさらなる軍事介入を拡大すると、自らの核実験を継続しました。2009年と2013年には、2回目と3回目の核実験を実施しています。北朝鮮は2016年、水爆実験の成功を主張し、また去る9月9日にも5度目の核実験を行いました。北朝鮮は通常のミサイル実験も行っており、この2年で短距離、中距離、長距離の各種の弾道ミサイル10発を発射しています。

実際中国はアジア太平洋におけるアメリカの軍国主義的な政策に懸念を示しています。北朝鮮も、朝鮮半島でのアメリカの軍国主義に対して中国と共通の懸念を感じています。明らかに、アメリカの環境、安全保障面での圧力は、中国と北朝鮮の見解をさらに近づけています。

中国と北朝鮮は、東アジア重視のアメリカの戦略を、自らの国益、主権に対する脅威と見ており、アメリカからのあらゆる脅威に対して、さらに真剣な立場をとっています。とはいえ、中国は北朝鮮の核に関する一部の行動は国際法や国連安保理の決議に反するものだとし、折りに触れて北朝鮮に対し、このような行動を控えるよう警告しています。しかし、特に韓国との合同軍事演習の枠内でのアメリカの脅迫を初めとする情勢変化により、北朝鮮と中国は対アメリカで連帯しています。

北朝鮮はアメリカを韓国との合同軍事演習により、地域の安全保障の脅威の要因だとし、中国もまた同様の見解を有しています。中国と北朝鮮にはロシアもついており、極東アジアでのアメリカの拡張主義政策に対するこの3カ国の共通の見解は、これまで以上に連帯の下地を整えています。中国と北朝鮮はアジアでのアメリカの政治、軍事行動に懸念を示しており、ロシアもまた自らの国益がアメリカと日本などの同盟国の脅威にさらされることを懸念しているのです。