フィリピン大統領が、西側諸国の脅迫に反応
11月 29, 2016 20:32 Asia/Tokyo
フィリピンのドゥテルテ大統領が、オランダ・ハーグ裁判所への自身の提訴に関する西側諸国の脅迫を根拠がないとしました。
プレスTVによりますと、ドゥテルテ大統領は29日火曜、フィリピン政府の麻薬対策には間違いはなかったとし、「この措置は、フィリピンの人々によりよい生活を提供するためにとられた」としました。
西側諸国はドゥテルテ大統領が麻薬密売人を弾圧したとして非難し、大統領をハーグの刑事裁判所に提訴しようとしています。
フィリピン警察当局の統計によりますと、6月30日のドゥテルテ大統領の就任以来、同警察の作戦で2500人以上の麻薬密関係者が殺害されています。
先月、ハーグの刑事裁判所のベンソーダ検事総長は、「フィリピンで麻薬密売人の弾圧に関わった人々全てを法的に追及する」と表明しました。
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