トランプ氏に対する世界的なデモ(音声)(動画)
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トランプ氏のアメリカ大統領就任から2日目、世界中で大規模なデモが行われました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
1月 22, 2017 14:12 Asia/Tokyo

トランプ氏のアメリカ大統領就任から2日目、世界中で大規模なデモが行われました。

オーストラリアのシドニーから、ロンドン、パリ、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスにいたるまで、数百万人の女性たちが、アメリカのトランプ新大統領に対する抗議の声を上げました。

この女性たちは、トランプ氏の女性蔑視、移民排斥、人種差別といった政策に抗議しています。

 

トランプ氏は、アメリカ大統領選挙の選挙戦で、女性の怒りを招くような発言や行動を繰り返しました。女性候補者を侮辱したり、メキシコの移民を犯罪者と呼び、メキシコとの国境に壁を建設すべきだと発言したり、オバマケアの廃止を訴えたり、アメリカの銃規制に疑問を呈したりしました。このようなアプローチにより、トランプ氏の大統領就任2日目、アメリカの女性たちはここ数十年で最大規模の集会を開きました。

 

世界の他の地域で行われたデモでも、抗議者たちは、20世紀の初めに労働者による運動で叫ばれたスローガンをモデルにし、「世界の女性は連帯する」といったスローガンを叫びました。とはいえ、アメリカの新大統領に抗議しているのは、世界の女性たちだけではありません。

 

トランプ氏の大統領就任の前にも、抗議運動は始まっていました。これらのデモには、社会公正や市民権、女性の権利、その他、宗教や人種の少数派を支持する様々な団体が参加しました。彼らは、トランプ大統領時代に、彼らの闘争の成果が廃止されることを懸念しています。

トランプ氏は、選挙戦の中で、勝利を確実にするために、アメリカ社会を2つのグループに分割しました。保守派、右派、人種差別的な流れが、WASP(ワスプ)アングロサクソン系プロテスタントの白人のアイデンティティを守るために表舞台に登場し、自分たち以外のグループの存在を縮小することによって、アメリカの政治や文化への自分たちの影響力を拡大しようとしています。こうした中、権力の独占に向けた保守派の攻撃が、リベラル派を恐れさせています。

この流れは、自分たちの成果を守るため、包括的な闘争を行おうとしています。その中で、トランプ氏の就任式の日、ワシントンの銀行や商店を黒人が襲撃したことは、アメリカにおける社会的な緊張の複雑さを増しています。

自分たちを無政府主義と呼ぶこのグループは、アメリカの権力を持つ機関や政治組織を、選挙戦の中で標的にしたトランプ氏の公約の実現を求めています。

いずれにせよ、明らかなことは、アメリカの混乱した社会で、いつの時代にも増して、左派や右派、過激派などの形で抗議運動が起こる可能性が高いということです。そのような中、関係各機関がこれらの運動に責任ある対処を行うことができなければ、現状に不満を持つ一般の人々の当惑と共に、アメリカ社会は今後、さらに深刻な混乱を招くことになるでしょう。