中国、南シナ海の領有権を巡り、アメリカに慎重な行動を要請
1月 24, 2017 18:54 Asia/Tokyo
中国が、南シナ海の南沙諸島に対する中国の否定できない領有権を強調し、アメリカに対し、この問題について慎重に行動するよう求めました。
ロイター通信によりますと、中国外務省の華春瑩報道官は、23日火曜、北京で記者会見し、アメリカのトランプ政権の立場に対し、「アメリカは、南沙諸島に対する中国の領有権を認めるべきだ」と語りました。
アメリカのスパイサー・ホワイトハウス報道官は初めての記者会見で、「アメリカは南シナ海における人工島の建設を阻止する意向であり、中国がこの地域を支配するのを許さない」と語りました。
中国政府はこれまで、南シナ海の領有権を主張してきました。
この地域の緊張は、中国が南沙諸島のさんご礁に人工島の建設を始めたことを受けて高まっています。
マレーシア、ブルネイ、台湾、ベトナム、フィリピンが、これらの島の領有権を主張しています。
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