東シナ海へのアメリカの干渉に対する中国の警告
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中国が、アメリカが東シナ海の問題に干渉し、情勢不安を作り出すことについて警告しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
2月 05, 2017 17:53 Asia/Tokyo
  • 東シナ海へのアメリカの干渉に対する中国の警告

中国が、アメリカが東シナ海の問題に干渉し、情勢不安を作り出すことについて警告しました。

中国外務省の陸慷報道官が、アメリカ国防長官に対し、「中国政府はアメリカ政府に対し、自分たちの行動に責任を持ち、地域の問題を複雑にし、情勢を悪化させないよう求める」と語りました。

アメリカのマティス国防長官は、日本を訪問した際の発言で、東シナ海での中国との対立において日本を支持すると表明しました。

 

マティス国防長官は、アメリカは、日本との安保条約により、あらゆる攻撃に対して日本の領土を守るとしました。

 

中国は、尖閣諸島の領有権を巡って日本と対立しています。マティス国防長官の韓国と日本への訪問は、トランプ大統領の東アジア政策を説明する目的で行われましたが、それはオバマ政権時代の政策とほとんど同じです。

マティス長官は、韓国や特に日本との安全保障・防衛協力の継続を強調しました。そのことが、中国政府に強い懸念を抱かせています。韓国における迎撃ミサイルシステムTHAADの配備計画、日本との安保条約の維持と強化に関する強調は、何よりも、アメリカの中国に対する心理戦を煽るものです。トランプ大統領は選挙戦の中で、中国はアメリカンドリームを消失させたとして何度も非難しました。

 

中国の経済力を抑制し、世界における戦略的な影響力を増すための、このようなアメリカの政策により、中国は、その力の大部分をアメリカの政策への対抗に費やす可能性があります。アメリカ政府の見解では、このことは、中国の経済成長を遅らせるための要素になり、最終的に、この国の国力の増強にマイナスの影響を及ぼすでしょう。

中国政府は、南シナ海の問題に対するアメリカの干渉の下地が減り、フィリピンなどをはじめとする一部の国との領有権を巡る対立が減少した後、アメリカ政府が、情勢不安をもたらす政策を東シナ海に持ち込んでいることをよく知っています。東シナ海を巡る日本と中国の対立、そしてここ数ヶ月の両国の緊張の拡大は、この2カ国の対立を煽るために、アメリカが挑発を行う上で適した状況となっています。トランプ大統領の軍事・防衛関係に関するアプローチには2つの側面があります。ひとつは、韓国や日本といった東アジアの同盟国との協力を重視することであり、これは地域の安全保障におけるアメリカの影響力を保持、拡大することにつながります。二つ目は、トランプ大統領が、この協力を軍備やミサイル防衛システムの売却によって調整する中で、アメリカの経済的な利益を最大限に確保しようとしていることです。