中国北西部・新疆ウイグル自治区での衝突により、8人が死亡
2月 15, 2017 20:10 Asia/Tokyo
中国北西部新疆ウイグル自治区のイスラム教徒居住区で衝突が発生し、少なくとも8人が死亡しました。
イルナー通信によりますと、中国からの分離を求めるウイグル族の一部が14日火曜、この地区の地元住民を刃物で襲撃しました。
この事件の死者のうち、3人は襲撃犯であり、警察より射殺されました。
さらに、この衝突で10人が負傷し、病院に搬送されています。
新疆ウイグル自治区は、2008年以来、中国からの分離独立を求める過激派のウイグル族による襲撃にさらされています。
中国政府は、こうした分離主義者のグループが新疆ウイグル自治区を中国の領土から分離させようと目論んでいると見ています。
昨年12月にも、このグループのメンバーが、爆弾の仕掛けられた車両により政府系庁舎を攻撃し、これにより5名が死亡するという事件が発生しました。
この数年におけるこのグループのメンバーの活動により、この地域では合計400名が死亡しています。