イランとアメリカの関係改善への支持を理由にサンダース氏に批判
(last modified Fri, 22 Jan 2016 11:13:34 GMT )
1月 22, 2016 20:13 Asia/Tokyo
  • イランとアメリカの関係改善への支持を理由にサンダース氏に批判

アメリカの大統領選挙に出馬しているサンダース民主党候補が、イランとの関係正常化を提案したために民主党の関係者から批判を受けています。

プレスTVによりますと、ヒラリー・クリントン氏の政治顧問を務めるジェイク・サリバン氏は、21日木曜、記者会見で、この提案は、アメリカ大統領の政策に反するだけでなく、アメリカ政府の責任ある外交的なアプローチにも反するものだと主張しました。

サリバン氏はさらに、「サンダース氏のイランとの関係正常化に関する提案は、アメリカの同盟国の怒りを引き起こす」と述べました。

21日にはクリントン氏も、外交関係に関する見解表明を控えるための努力に関して、サンダースを非難しました。

この発言は、アメリカのオバマ大統領が、イランの核問題に関連する制裁を解除した後に述べられています。

イランの政府高官は、これまで何度も、核の合意は、イランとアメリカのその他の問題に関する立場が近づくことを意味しないと表明してきました。

アメリカとイランの関係は、1979年の革命後、アメリカがイランの独裁王政を支援していたことを理由に断絶しました。