国連、ミャンマーのイスラム教徒の殺害に関する調査を要請
3月 15, 2017 20:31 Asia/Tokyo
ミャンマーの人権問題を担当する国連のヤンヒ・リー特別報告者が、ミャンマーのロヒンギャ族の殺害に関する独立した調査を求めました。
ファールス通信によりますと、ヤンヒ・リー特別報告者は、イスラム教徒に対する性的暴行などの犯罪に触れ、これらの犯罪は、ミャンマーのイスラム教徒に対する人権侵害だとしました。
リー特別報告者は、イスラム教徒が暮らす地域の調査を怠っているとして国際社会を批判しました。
この報告によれば、ミャンマーの軍や仏教徒の攻撃により、2016年以来、4万人のイスラム教徒が難民化しました。
国連は昨年3月1日、ロヒンギャ族の生活状況について警告し、「彼らは恐ろしい条件のもとでの暮らしを余儀なくされており、子供たちは不衛生によって命を落としている」と発表していました。
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