アメリカ国務長官、韓国入り

アメリカのティラーソン国務長官が、日本を訪問した後、韓国の首都ソウルの南東70キロの軍事基地に到着しました。

イルナー通信によりますと、ティラーソン国務長官の訪問の目的は、地域の脅威に対するアメリカの同盟国への支援を再び強調することと、北朝鮮への対応方法を検討することだと発表されています。

こうした中、アメリカと韓国によるミサイル迎撃システムＴＨＡＡＤの配備に対し、韓国の人々や中国、ロシア、北朝鮮から反発の声が上がっています。

ティラーソン国務長官は、韓国のファン・ギョアン首相をはじめとする同国の政府高官と会談する他、北朝鮮との国境にある軍事基地を視察することになっています。

ティラーソン国務長官の韓国訪問はまた、朝鮮半島でのアメリカと韓国の合同軍事演習と同じ時期に行われています。

北朝鮮は、この演習を朝鮮半島や北朝鮮の治安と安定を脅かすものだとしています。

韓国には2万8000人のアメリカ軍が駐留しています。