中国が、改めてTHAADの韓国配備に反対
3月 18, 2017 20:04 Asia/Tokyo
中国外務省が、改めてミサイル防衛システムTHAADの韓国への配備に反対しました。
イルナー通信によりますと、中国外務省の華 春瑩(か しゅんえい)報道官は17日金曜、中国・北京で記者会見し、「韓国にアメリカのTHAADミサイルを配備することは、地域の戦略的なバランスを崩すことになり、朝鮮半島の安定にとっても適切ではない」と語っています。
また、「このミサイル防衛システムは、韓国の安全保障に弊害を及ぼす恐れがある」と述べました。
韓国の人々は、これまでにたびたび、このミサイル防衛システムの配備に対する抗議の意を表明してきました。
また17日には、アメリカのティラーソン国務長官の韓国訪問に対し、韓国の様々な団体がソウルで抗議デモを行い、この訪問とアメリカのミザイル防衛システムの配備計画に反発しています。
韓国のヨンハプ通信は16日木曜、アメリカのTHAADの主要な部分となるレーダーシステムが近い将来、韓国に導入されると報じています。
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