韓国、「トランプ大統領はTHAADに対するアメリカの立場を中国のためと表明」
4月 08, 2017 18:12 Asia/Tokyo
韓国大統領の代行を務めるフアン・ギョアン首相が、「アメリカのトランプ大統領は、ミサイル迎撃システムTHAADに関するアメリカの立場を、中国のためのものと説明している」と語りました。
ロイター通信によりますと、フアン・ギョアン大統領代行は声明を発表し、「トランプ大統領との電話会談において、中国の習近平国家主席との会談の内容を告げられた」と述べています。
また、「トランプ大統領は、習国家主席と北朝鮮の核問題やその対処方法について詳細に協議したと表明している」としました。
アメリカのティラーソン国務長官は、「トランプ大統領がアメリカ・フロリダ州での習国家主席との会談で、同主席に対し、北朝鮮の核計画へのさらなる対抗措置を実施するよう求めた」と語っています。
中国は、韓国におけるTHAADの配備に強く反対している国の1つであり、これを中国の安全保障とっての脅威だとしています。
しかし、韓国とアメリカはこのミサイル迎撃システムの配備を、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するためのものだとしています。
トランプ大統領は6日木曜、フロリダ州で初めて習国家主席と会談しました。
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