国連が、難民の流入の継続に懸念を表明
May 16, 2017 19:43 Asia/Tokyo
国連が、違法な移民のヨーロッパへの流入の継続に対する懸念の意を表明しました。
ベルギーのテレビ・ラジオ局のウェブサイトによりますと、国連難民高等弁務官はこの数日だけで、地中海で子供1人を含む難民20人が死亡したことを明らかにしました。
イタリア沿岸警備隊も、「14日日曜、地中海での4つの救助作戦の中で移民480人が救助されたほか、7人の遺体も発見されている」としています。
2017年に入ってから現在までに、移民1300人以上が地中海で死亡、又は、行方不明となっています。
内戦の勃発や情勢不安、病気の蔓延が、中東やアフリカ諸国から人々がヨーロッパへと避難する主な原因となっています。