ブラジルで、ジカ熱感染の報告から数百人の小頭症の乳児が誕生
3月 02, 2016 20:23 Asia/Tokyo
ブラジルの保健大臣が、ブラジルでジカ熱の感染が報告された2015年10月から、現在まで、小頭症の乳児641人が生まれたとしました。
フランス通信が2日水曜、報告したところによりますと、ブラジル保健省は、さらに、この期間中、小頭症の乳児139人が死亡したと語りました。
ブラジル政府は、先天的に頭部が小さい新生児4222人のジカ熱との関連を確認するための研究を行なっています。
蚊が媒介するジカ熱の症状は、熱、頭痛、筋肉痛を伴う軽いインフルエンザの症状と同じです。しかし、妊婦がジカ熱に感染すれば、小頭症の乳児が生まれる可能性があると考えられています。
小頭症の乳児の脳が完全に成長しないことにより、幅広い知的障害や身体障害が発生する可能性があります。
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