ミャンマー・ラカイン州のイスラム教徒の殺害が継続
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ロヒンギャ族
ミャンマーでのロヒンギャ族のイスラム教徒の殺害が続く中、同国のアウンサンスーチー外務大臣が、この大量虐殺を終わらせるため、圧力をかけられています。
ロンドン発行の新聞、デイリーテレグラフは、ミャンマーの人道的悲劇に触れ、「ノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー外相は、現在、110万人のロヒンギャ族のイスラム教徒に対するミャンマー政府の犯罪を巡って、国際社会の強い批判を浴びている」と報じました。
イラン、パキスタン、トルコ、ロシアをはじめとする世界の多くの国が、ミャンマー・ラカイン州のイスラム教徒の殺害の継続に懸念を表明し、その停止を求めています。
これについて、インドネシアのマルスディ外務大臣は、ミャンマーを訪問した際、同国の軍に対し、イスラム教徒への攻撃を停止するよう求めました。
トルコのエルドアン大統領も、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対する暴力は、大量虐殺であり、犯罪だとしました。
先月25日以来、ラカイン州のイスラム教徒に対する政府軍と過激派仏教徒の新たな攻撃が始まっており、この中で、400人以上が死亡しました。
こうした中、イスラム教徒の権利を支持する活動家は、「1000人以上のイスラム教徒が、ミャンマー軍によって殺害された」と発表しています。
この間、7万人を超えるイスラム教徒が、政府軍の暴力によって住む家を離れ、バングラデシュに避難しています。
ミャンマー政府は、救援隊の到着を妨げると共に、イスラム教徒が国を離れ、バングラデシュに入るのを阻止しています。
国際人権団体、ヒューマンライツウオッチは、ミャンマー政府のイスラム教徒に対する犯罪について、独立した調査を行うよう求めています。