ヨーロッパ諸国関係者、カタルーニャ州独立の動きの拡大を懸念
10月 05, 2017 19:49 Asia/Tokyo
ヨーロッパ諸国の関係者が、スペイン・カタルーニャ自治州の危機が他のヨーロッパ諸国に広がる可能性を懸念しています。
CNBCによりますと、カタルーニャ自治州のスペインからの独立を問う住民投票は、今月1日、スペイン政府の反対にも拘わらず、実施されました。
カタルーニャ自治州の発表によれば、9割が独立に賛成したということです。
スペイン政府による投票の参加者への弾圧を受け、カタルーニャ自治州のプッチダモン首相は、3日火曜、「数日以内に独立を宣言する用意がある」と発表しました。
こうした中、スペイン政府が、カタルーニャ自治州の権限を剥奪する可能性もあります。
多くのヨーロッパ諸国は独立運動に直面しています。
ヨーロッパ諸国の首脳の多くは、スペイン政府による最近の弾圧に対して立場を表明していないために批判を受けている一方で、他国の内政への干渉で批判されることを避けています。