世界各国が、スペイン・カタルーニャの一方的な独立宣言に反発
10月 28, 2017 19:18 Asia/Tokyo
EUと複数のヨーロッパ諸国が、スペインのカタルーニャによる一方的な独立の宣言に反対し、スペインの領土保全への支持を表明しています。
スペイン北東部のカタルーニャ州の州議会は、現地時間の27日金曜、スペインからのカタルーニャの完全な独立に賛成しました。
こうした中、スペイン中央政府のラホイ首相は、中央政府の承認により、カタルーニャ自治州の州政府閣僚を解任し、議会を解散させ、中央政府がカタルーニャの運営を担当すると発表しました。
EU、NATO・北大西洋条約機構、国連、そして、キブロス、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカなど各国は、スペインの統一を支持し、カタルーニャの独立を正式に認めていません。
カタルーニャの中心都市、バルセロナでは、数百人の人々が27日、この州の独立の宣言に反対するデモを行いました。
カタルーニャ自治州は先月、スペインの中央政府の反対にも拘らず、独立を問う住民選挙を行いましたが、スペインの憲法裁判所はこの選挙を違法だとしてます。
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