西側諸国でセクハラが深刻な問題に
11月 06, 2017 00:20 Asia/Tokyo
西側諸国で、性的嫌がらせが大きな問題になっています。
最近、イギリスとオーストリアの議員による性的嫌がらせ、アメリカの要人やハリウッドのプロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ騒動が明らかになりました。
フランスでも、女性たちが、ネット上で大統領に対し、女性に対する性的嫌がらせへの対策を要請しました。
100人近いフランス人女性が、マクロン大統領に対し、性的嫌がらせに関する訴えを真剣に捉えるよう求めました。
ヨーロッパでは、性的被害にあった人々が、街頭での抗議に立ち上がっています。
フランスとイギリスでは、先週、数千人の女性たちが性的嫌がらせへの抗議を訴えるデモを実施しました。
イギリスのメディアや世論での批判を受け、ファロン国防大臣は、セクハラ問題により辞任しました。
また、オーストリアでも、10月のオーストリア総選挙で勝利した新党のピルツ党首が、セクハラの告発を受けて辞任しました。
アメリカでも、ワインスタイン氏に続き、ザ・ニュー・リパブリックの社長が女性従業員へのセクハラを告発され、辞任しました。