米西海岸地域でホームレス増加の危機が深刻化

アメリカ西海岸地域でホームレスや貧困者の増加による危機が深刻化しています。

アメリカのＡＰＴＮテレビによりますと、アメリカ政府の統計によると、カリフォルニア、オレゴン、ワシントンの各州が位置するアメリカの西海岸における貧困やホームレスの危機により、この地域の衛生状況も危険に晒されており、一部の都市では緊急事態が宣言されています。

アメリカの西海岸の都市シアトルでは、家賃の上昇により住む家がない人々の数も増えており、橋の下、歩道、公共の施設にホームレスがたむろしている様子が見られています。

カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州の地元関係者も、ホームレスの数が増加していることを認めています。

今年初めから、これらの州では、家賃の上昇が主な原因となって１６万８０００人が住む家を失っています。