米国家安全保障会議で、数百人の女性職員が性的暴行の被害者に
(last modified Wed, 29 Nov 2017 12:12:54 GMT )
11月 29, 2017 21:12 Asia/Tokyo
  • NSC・アメリカ国家安全保障会議
    NSC・アメリカ国家安全保障会議

NSC・アメリカ国家安全保障会議に勤務する女性職員数百名が、性的暴行を受けていたことを明らかにしました。

中国・新華社通信によりますと、NSCに勤務する女性職員223名が28日火曜、週刊誌タイムのウェブサイト上に「我々も犠牲者である」と題した共同書簡を発表し、性的暴力の被害者に関するより多くの情報の開示と性的暴力の予防策に関する必要な教育、そして情報の収集を求めました。

性的暴行

今回の要求に署名した人々は、「性的暴力の問題は、ハリウッドやカリフォルニア州のソフトウェア企業が立ち並ぶシリコンバレー、議会やメディアのみに限られない」と強調しています。

さらに、「アメリカ国防総省や国務省、NSCやその他の情報・治安機関を初めとする政府系機関における、性的暴行への対処や規制は未だにしっかりしておらず、違反者に有利な状況となっている」と警告しました。

メディアでは最近、アメリカの著名な政治家や映画俳優などによる女性への性的暴行やセクハラに関するニュースが、数多く報道されています。

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