アメリカ、国連加盟国に警告
12月 20, 2017 21:00 Asia/Tokyo
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ベイトルモガッダス
アメリカのヘイリー国連大使が、アメリカ大使館のベイトルモガッダス・エルサレム移転に関するトランプ大統領の決定に反対する国々に対して、警告を発しました。
国連安保理でアメリカが拒否権を行使したベイトルモガッダスに関する決議案について、採決を行うため、21日木曜、国連総会の緊急会合が開催されることになっています。

国連安保理は最近の会合で、パレスチナの要請に基づくエジプトの決議案について採決を行い、理事国15カ国のうち14カ国が賛成しましたが、アメリカが拒否権を行使したため、この決議案は採択されませんでした。
ヘイリー大使は、19日火曜、ツイッターで、「アメリカの決定に反対した国々の名を、トランプ大統領に報告する」としました。

ヘイリー大使は、トランプ大統領はこの採決を注意深く見守るだろうとし、「アメリカに反対する票を投じた国々の名を報告するよう、トランプ大統領から指示されている」と語りました。
また、「アメリカは、21日の採決、国連に加盟する193カ国の総会で、反対する国々を非難するだろう」と強調しました。
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