イギリス外務大臣が、核合意の維持の必要性を強調
12月 24, 2017 20:18 Asia/Tokyo
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ジョンソン大臣
イギリスのジョンソン外務大臣が、核合意を極めて重要な国際合意であるとし、この合意の維持を強調しました。
ジョンソン大臣は23日土曜、ロシア国営テレビ第2チャンネルのインタビューで、「核合意はまだ有効であるが、その維持と存続には努力と協力が必要であり、特にこの合意の維持には、その責任を担っている安保理の5つの常任理事国の協力が欠かせない」と語っています。
また、「核合意はまた、中東・ペルシャ湾岸地域が複雑な状況に置かれ、この地域で緊張が拡大しているという点からも非常に重要である」と述べました。
さらに、北朝鮮についても、「北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの標的となりうる地域は、全世界各地に存在する」としています。

イギリスとロシアは、核合意の維持に関して類似した立場にありますが、北朝鮮に対する見解には相違点があります。
ロシアは、朝鮮半島の緊迫化の原因はアメリカの行動にあると見ています。
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