アルジェリアがフランスに賠償金を求める
1月 29, 2018 19:43 Asia/Tokyo
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アルジェリアがフランスに賠償金を求める
アルジェリアのゼイトニ聖戦大臣が、「フランスはアルジェリアの核実験により、アルジェリアに対して賠償金を支払うべきだ」と語りました。
アルジェリアの公式メディアによりますと、ゼイトニ大臣は、28日日曜、アルジェリアの首都アルジェの聖戦博物館での会合の傍ら、「アルジェリアにおけるフランスの核実験に関する、フランスとの合同会議の準備が行われている」と述べました。
また、フランスの核実験により被害を受けた土地は、100平方キロ以上に及ぶとしました。
フランスは1960年から66年、17回の核実験を行いました。アルジェリア通信によりますと、この実験により、4万2千人のアルジェリア人が死亡し、多くの人が放射能汚染による被害を受け、また、環境にも被害が及んだということです。
フランスは1960年2月13日、アルジェリア南部で核爆弾の実験を行いました。
この爆弾の威力は、アメリカが広島に投下した原爆の5倍だということです。
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